スーパーフードとして紹介され日本でも大ブームになったアサイー。聞いたことがあるけれど、実際はよく知らない方も多いのではないでしょうか?アサイーの基本知識と効果などをまとめてみました。
アサイーは、スーパーフードの代表選手!
アサイーは見た目はブルーベリーと似ていますが、実はブラジルのアマゾンを原産とするヤシ科の植物です。大きなもので25mまで成長し幹には2mもの大きな葉を生やし、房にブルーベリーより少し大きな黒紫色の実を付けます。
直径1〜1.2pの実のほとんどが種で、食べられるところは約5%しかありません。しかしアサイーは栄養価が高く、「アマゾンのミルク」「ミラクルフルーツ」とも呼ばれるスーパーフードの中でも代表する植物なのです。
アサイーの効果と効能
アサイーは栄養価の高い植物で、必須アミノ酸、食物繊維、ビタミンA、ビタミンE、ポリフェノール、鉄分、リン、マグネシウム、亜鉛などが、豊富にバランスよく配合されています。
- アンチエイジング効果
ポリフェノールには強力な抗酸化作用があり、身体をさび付かせる活性酸素を取り除き、血管を保護し強くします。
- 貧血予防
鉄分はレバーの3倍、ほうれん草の2倍ともいわれ、貧血予防にもなります。しかも鉄分の中でもコレステロールを上げずに吸収できる非ヘム鉄に該当します。
- 美容、美肌
食物繊維も100g中に16.9gもふくまれ整腸作用があり、アサイーにはオレイン酸とリノレン酸という2種類の不飽和脂肪酸が含まれており、ホルモンバランスを整え美肌効果も得られると言われています。
アサイーが目にいいと期待されるワケ
アサイーの中でも注目すべきはポリフェノールです。アサイーに含まれるポリフェノールはココアの4.5倍、ブルーベリーの18倍、赤ワインの30倍にもなります。
しかもアサイーのポリフェノールに含まれるアントシアニンの量はブルーベリーの5倍といわれています。アントシアニンは、視力や眼精疲労の回復に期待されている物質なのです。
人がモノを見るときに、目の網膜にある紫の色素「ロドプシン」に光が当たって脳に信号がおくられることによって「見える」と認識されます。光が当たるたびにロドプシンはビタミンAに分解され再びロドプシンに再合成されます。
目を酷使しロドプシンの再合成が追い付かなくなるとかすみ目やぼやけとなります。この再合成をすスムーズにする働きをサポートするのが「アントシアニン」です。アントシアニンを吸収することでロドプシンの再合成が活発になり目の疲れ防止となると期待されているのです。
まとめ
いかがでしたか?今ではアサイーボウルや、スムージーなど手に入りやすくなりました。ぜひ日々の生活にアサイーを取り入れて効果を実感してみてください。